
院長が西宮渡辺病院の耳科手術の立ち上げに協力し、手術指導医として参加しました。
これまで、地域における耳科手術は「病院でのみ行うもの」とされてきました。しかし今回、西宮渡辺病院と当院の協力により、クリニックの院長自身が病院の手術に参加し、指導医として関わるという新しい形の連携が実現しました。
1.高度な専門技術を地域で還元
院長は耳科手術指導医として長年の経験を持ち、多くの先進的な手術に携わってきました。その技術を病院に持ち込み、地域の患者さんが都市部の大病院に行かなくても質の高い手術を受けられる体制を実現しています。
2. 診療から手術・術後まで一貫したサポート
クリニックでの診療を担当した医師が、そのまま病院での手術まで責任を持つことで、
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手術前の説明と手術内容の一貫性
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術後の外来フォローアップのスムーズさ
が確保され、患者さんにとって安心感と信頼性が高まります。
3.病院・クリニック双方の強みを活かす
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クリニック:身近で相談しやすく、きめ細やかな診療
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病院:全身麻酔や入院を含めた充実した設備
この両方を院長が橋渡しすることで、患者さんは「最適な場所で最適な医療」を受けられるようになります。
この取り組みは、単なる病診連携にとどまらず、
- 患者さんにとって「遠くまで行かなくても受けられる先端医療」
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医療機関にとって「互いの強みを生かした協力体制」
を可能にする、新しい地域医療モデルです。





